目次
ご挨拶
初めての方はどうも初めまして、そうでない方はこんにちは。オサです。
この度はヴィンテージの記事を書くということになりました。ただ、私自身、ヴィンテージの大会はグランプリのサイドイベントに出るくらいの頻度ですので、充実した記事になるか若干不安ですが、ヴィンテージを知るきっかけになるとか、何かお伝えできれば幸いです。
今回はヴィンテージの記事その1ということで、秘密を掘り下げる者デッキ、つまりデルバーについて取り上げてみようと思います。
まずはデッキレシピを見てみましょう。
サンプルデッキ - 秘密を掘り下げる者
- サンプルデッキ
- Main Deck(60 cards)
- 2 島 [商品検索]
- 4 Volcanic Island [商品検索]
- 4 沸騰する小湖 [商品検索]
- 1 溢れかえる岸辺 [商品検索]
- 1 霧深い雨林 [商品検索]
- 2 汚染された三角州 [商品検索]
- 1 露天鉱床/Strip Mine [商品検索]
- 4 秘密を掘り下げる者 [商品検索]
- 4 若き紅蓮術士 [商品検索]
- 2 瞬唱の魔道士 [商品検索]
- 4 Force of Will [商品検索]
- 3 噴出 [商品検索]
- 1 渦まく知識 [商品検索]
- 1 Ancestral Recall [商品検索]
- 4 稲妻 [商品検索]
- 1 火/氷 [商品検索]
- 4 精神的つまづき [商品検索]
- 2 呪文貫き [商品検索]
- 1 紅蓮破/Pyroblast [商品検索]
- 4 定業 [商品検索]
- 3 宝船の巡航 [商品検索]
- 1 思案 [商品検索]
- 1 Time Walk [商品検索]
- 1 Black Lotus [商品検索]
- 1 Mox Ruby [商品検索]
- 1 Mox Sapphire [商品検索]
- 2 ダク・フェイデン [商品検索]
- Sideboad (15 cards)
- 4 鋳塊かじり [商品検索]
- 1 山 [商品検索]
- 2 貪欲な罠 [商品検索]
- 2 電謀 [商品検索]
- 4 墓掘りの檻 [商品検索]
- 2 鋼の妨害 [商品検索]
これは今年10月に開催されたVintage Championship 2014で2位の成績を収めたデッキをサンプルとして掲載しました。この大会、参加者なんと321人ということで、その会場に一体何枚のパワー9があったのか想像するだけで・・・ワクワクしますね!
デッキ解説
デルバーが刷られてから現在まで
秘密を掘り下げる者が収録されてから、彼はスタンダードは言うまでも無く、スタンダード落ちしてからもモダン、レガシー、そしてヴィンテージでも猛威を振るっています。あらゆるリソースをライフの支払いによって得る環境であるモダンやレガシーにおいて継続的な3点クロックが強いことは明白ですが、基本的にクリーチャーに触れないとされるヴィンテージの環境においてはさらに強力なカードになります。
今や、ヴィンテージ環境においてもデルバーデッキはTier1といえるでしょう。
青赤デルバーのメインボード
それではデッキのメインボードを見ていきましょう。
ヴィンテージといえば強力な制限カードが多いので1枚挿しが多い長いデッキレシピになりますが、これはそこまでではありません。
デッキの内容は、クリーチャー(クロック)とカウンター&火力(バックアップ)、そしてドローソース(手札補充)、と見ただけでクロックパーミッションと分かる構成になっています。
メインボードで注目すべきはやはりダク・フェイデンでしょうか。
継続的な手札入れ替えの+能力、そしてアーティファクトのコントロールを奪う-能力。他の環境と違い、ヴィンテージ環境ではアーティファクト対策は必須ですし、クロックパーミッションにとって嬉しい手札の循環と、まるでこのデッキの為に作られたかのようなプレインズウォーカーです。
今回取り上げたレシピは青赤ですが、緑を足して三角エイの捕食者等、更にアーティファクト対策を加えた青赤緑型のデルバーも強力です。
青赤デルバーのサイドボード
続いてサイドボードを見ていきましょう。
また、墓掘りの檻はヴィンテージのTier1に存在するオース(ドルイドの誓い/Oath of Druids)対策も兼ねています。デルバーはクリーチャーデッキなので一般的に見てオースを苦手としているようですから、十分に対策する為に4枚採用されているのでしょう。
このように1枚のカードで2つ以上のデッキを対策出来るカードは、このカードを採用したおかげでサイドボードにスペースが生まれて、他のデッキ対策のカードを採用出来るので重宝しますよね。
最後に電謀ですが、これは恐らく同型対策のカードでしょう。不利な盤面でも電謀をキッカー込みで撃てれば形勢逆転なんてことも夢ではなさそうです。あまり見かけませんが巣穴からの総出のゴブリンも一掃出来るのも素晴らしいですね。
まとめ
というわけで今回はヴィンテージ環境の青赤デルバーについて取り上げてきましたが、いかがだったでしょうか。
力強いクロックを守る強力なカウンターとそれを補うための強力なドローソース、この3つの要素が噛み合った非常に綺麗で完成度の高いデッキです。
今回はここで終わりになりますが、これだけのデッキは一度自分でしっかり組んで大会に持ち込みたくなりましたね(プレイングスキルが無いので不安ですが;;;;)。
デッキを組む上で足りないカードはカードショップはま屋でぜひ探してみて下さいね!
それではまた次回、はま屋.NETのどこかでお会いしましょう。オサでした。
この記事を書いた人
小林(オサ)
北信地方の古参プレイヤー。本名で呼ばれることは少なく、長野勢からは”オサ”と呼ばれている。
大会よりFOILカードを集めることに執念を燃やしており、その圧倒的なFOIL資産と練習しない量は長野でもトップクラス。
ブログ「オサ日記」