デュエルコマンダー・デッキ紹介:《海の神、タッサ》

挨拶

皆さんはじめまして、ご存知の方はこんにちは。山の民と申します。
普段はデュエルコマンダーや統率者戦のデッキを調整する傍らでFNMやスタンダードの大会に参加していますが、極々まれに店員をしている事もあります。どうぞよろしくお願いします。

「記事を書いてみない?」と“大変感じの良い”はま屋松本店店長のお誘いを受けたものの特にアイディアもなく、色々考えてはみましたが二番・三番煎じを承知でデュエルコマンダーについてお話しいたします。

とは言え、オサさん・サカイさんの記事をご覧になられて既にご周知の方も多いでしょうから、私の記事では単刀直入にデッキサンプルとそのメカニズムの紹介をしたいと思います。

これからデュエルコマンダーのデッキを組みたいという方の一助になれれば幸いです。

では、今回のデッキはこちらになります。

「海の神、タッサ」デッキの紹介

デッキリスト

「海の神、タッサ」
Main Deck(100 cards)
1 海の神、タッサ [商品検索]
25 /Island 25 [商品検索]
1 不毛の大地/Wasteland [商品検索]
1 市長の塔/Tower of the Magistrate [商品検索]
1 宝石の洞窟/Gemstone Caverns [商品検索]
1 トレイリア西部/Tolaria West [商品検索]
1 墨蛾の生息地/Inkmoth Nexus [商品検索]
1 ニクスの祭殿、ニクソス/Nykthos, Shrine to Nyx [商品検索]
1 秘密を掘り下げる者/Delver of Secrets [商品検索]
1 金粉のドレイク/Gilded Drake [商品検索]
1 激浪のこそ泥/Riptide Pilferer [商品検索]
1 呪文滑り/Spellskite [商品検索]
1 瞬唱の魔道士/Snapcaster Mage [商品検索]
1 ヴェンディリオン三人衆/Vendilion Clique [商品検索]
1 真の名の宿敵/True-Name Nemesis [商品検索]
1 練達の盗賊/Master Thief [商品検索]
1 造物の学者、ヴェンセール/Venser, Shaper Savant [商品検索]
1 地下牢の霊/Dungeon Geists [商品検索]
1 波使い/Master of Waves [商品検索]
1 巻物の君、あざみ/Azami, Lady of Scrolls [商品検索]
1 裂け目翼の雲間を泳ぐもの/Riftwing Cloudskate [商品検索]
1 ザルファーの魔道士、テフェリー/Teferi, Mage of Zhalfir [商品検索]
1 全能なる者アルカニス/Arcanis the Omnipotent [商品検索]
1 荒廃鋼の巨像/Blightsteel Colossus [商品検索]
1 引き裂かれし永劫、エムラクール/Emrakul, the Aeons Torn [商品検索]
1 ジェイス・ベレレン/Jace Beleren [商品検索]
1 精神を刻む者、ジェイス/Jace, the Mind Sculptor [商品検索]
1 月の賢者タミヨウ/Tamiyo, the Moon Sage [商品検索]
1 退去の印章/Seal of Removal [商品検索]
1 レガシーの魅惑/Legacy’s Allure [商品検索]
1 広がりゆく海/Spreading Seas [商品検索]
1 硬化/Encrust [商品検索]
1 不忠の糸/Threads of Disloyalty [商品検索]
1 支配魔法/Control Magic [商品検索]
1 予期の力線/Leyline of Anticipation [商品検索]
1 Invoke Prejudice [商品検索]
1 タッサの二叉槍/Bident of Thassa [商品検索]
1 不実/Treachery [商品検索]
1 未来予知/Future Sight [商品検索]
1 堕落した良心/Corrupted Conscience [商品検索]
1 精神力/Mind Over Matter [商品検索]
1 水蓮の花びら/Lotus Petal [商品検索]
1 モックス・ダイアモンド/Mox Diamond [商品検索]
1 金属モックス/Chrome Mox [商品検索]
1 サファイアの大メダル/Sapphire Medallion [商品検索]
1 ルーン唱えの長槍/Runechanter’s Pike [商品検索]
1 寺院の鐘/Temple Bell [商品検索]
1 ヴィダルケンの枷/Vedalken Shackles [商品検索]
1 祖先の幻視/Ancestral Vision [商品検索]
1 思案/Ponder [商品検索]
1 定業/Preordain [商品検索]
1 親身の教示者/Personal Tutor [商品検索]
1 血清の幻視/Serum Visions [商品検索]
1 実物提示教育/Show and Tell [商品検索]
1 洗い流し/Wash Out [商品検索]
1 袖の下/Bribery [商品検索]
1 渦まく知識/Brainstorm [商品検索]
1 神秘の教示者/Mystical Tutor [商品検索]
1 もみ消し/Stifle [商品検索]
1 猿術/Pongify [商品検索]
1 呪文貫き/Spell Pierce [商品検索]
1 精神的つまづき/Mental Misstep [商品検索]
1 急速混成/Rapid Hybridization [商品検索]
1 白鳥の歌/Swan Song [商品検索]
1 対抗呪文/Counterspell [商品検索]
1 マナ漏出/Mana Leak [商品検索]
1 衝動/Impulse [商品検索]
1 誤算/Miscalculation [商品検索]
1 差し戻し/Remand [商品検索]
1 応じ返し/Snapback [商品検索]
1 サイクロンの裂け目/Cyclonic Rift [商品検索]
1 妨害/Thwart [商品検索]
1 謎めいた命令/Cryptic Command [商品検索]
1 Force of Will [商品検索]
1 噴出/Gush [商品検索]
1 誤った指図/Misdirection [商品検索]

デッキコンセプト

手前味噌で恐縮ですが、筆者謹製の青単信心です。青単クロックパーミッションとも受け取れる構成になっています。
スタンダードの青単信心との大きな違いは、軽量のクリーチャーを展開するのではなくオーラやエンチャントで信心を稼ぐコントロール寄りのデッキである点と、一部コンボを搭載している点。そして3マナ揃えば”海の神、タッサ/Tassa, God of Sea”を安定して唱えられる点です。統率者様々ですね。

基本的な動きは早々にタッサを戦場へ送り出して占術を生かして状況に応じた展開をし、脅威はカウンターと多種多様な除去で取り除いてゆくというシンプルなものです。その性質上、コンボやミッドレンジ、コントロールデッキ相手には有利な展開が見込めます。

反面、コントロール奪取や単体へ対処するカードが多いため、呪禁や”家路/homeward path”はこのデッキの天敵です。それらを搭載するビートダウンデッキには非常に分の悪いライフレースを挑まれてしまいます。そのため、それらに対抗できるカード(”洗い流し/Wash Out”、”不毛の大地/Wasteland”等)を採用しています。”粗石の魔道士/Trinket Mage”+”派手な投光/Glaring Spotlight”、”真髄の針/Pithing Needle”のパッケージを検討しても良いかもしれません。

コンボは「決まればラッキー」程度の期待値ですが”精神力/Mind Over Matter”+”寺院の鐘/Temple Bell”と”実物提示教育/Show and Tell”からのファッティ、どちらも対処法の限られる勝ち筋です。

“精神力/Mind Over Matter”はコンボ用途以外にもそれ一枚でタッサを顕現させる事ができる他、信心を得た”ニクスの祭殿、ニクソス/Niykthos, Shrine to Nyx”との相性も抜群です。手札を犠牲にする事で”引き裂かれし永劫、エムラクール/Emrakul, the Aeons Torn”を唱える事も容易となります。
ただ、対戦相手の”袖の下/Bribery”をケアするならば”荒廃鋼の巨像/Blightsteel Colossus”と”引き裂かれし永劫、エムラクール/Emrakul, the Aeons Torn”は対処の容易な”真実の解体者、コジレック/Kozilek, Butcher of Truth”に差し替える事も必要だと感じます。これらはリスクとリターンを十分に考慮して納得のできる選択が必要とされるでしょう。

土地

土地

全体で31枚と控えめな数字です。これは”海の神、タッサ/Tassa, God of Sea”の占術に依存するもので、本来ならば2~3枚増量するべきでしょう。
フェッチランドが採用されていない理由ですが、このデッキは色マナで困る事は無いため基本的には不要です。相性の良いカードは入っていますがライフの支払いと妨害(“もみ消し/Stifle”や”エイヴンの思考検閲者/Aven Mindcensor”等)へのケアの割りに合わないと判断しました。それよりは緑のデッキでたまに採用されている”窒息/Choke”やそれに類似するカードへの対策に”水辺の学舎、水面院/Minamo, School at Water’s Edge”や”雲の宮殿、朧宮/Oboro, Palace in the Clouds”のようなデメリットの小さい青マナ供給源を確保した方が安定するかもしれません。
それらは”妨害/Thwart”や”ヴィダルケンの枷/Vedalken Shackles”の運用、また”血染めの月/Blood moon”への耐性を考慮して調整していきます。

クリーチャー

クリーチャー

我ながらこれといって面白みの無いラインナップです。
青マナシンボルの数と単体での性能を考慮した結果ですが、”巻物の君、あざみ/Azami, Lady of Scrolls”との相性でウィザード/Wizardの種族が半数を占めています。
クロックパーミッションとしては重たい構成ですが、攻撃面はタッサともう一体居れば十分なダメージを見込めるので性能を重視しました。
他の候補として”航跡の打破者/Wake Thrasher”や”セファリッドの警官/Cephalid Constable”等が挙げられますが、スロットの関係で見送られました。
また、マーフォークデッキのような構成に寄せていくのであれば、マーフォークの各種ロードや優良クリーチャーも選択肢に浮かんできます。彼らも青マナを要求するものが多く、タッサとの相性は良いでしょう。

その他パーマネント

PW/アーティファクト
エンチャント

実用的なカードの中で極力青マナシンボルの多いものを選択しています。
多少重たいスペル(例:”未来予知/Future Sight”)が目立つと思いますが、これらは中盤戦で役立つ大事な戦力です。こういったカードを搭載する事で息切れを防止し、かつタッサを安定して顕現させる事が可能になります。
筆者はこの層をもう少し厚くしたいのですが、インスタントやソーサリーとの兼ね合いでなかなかスロットが割けない状態です。
ルーン唱えの長槍/Runechanter’s Pike”はタッサの統率者ダメージを加速させるほか、”墨蛾の生息地/Inkmoth Nexus”による突然死を狙えます。当然、”秘密を掘り下げる者/Delver of Secrets”が持つだけでも十分なダメージが見込めます。ちなみに五種の”剣”や”梅澤の十手/Umezawa’s Jitte”も前述と同様にスロットの関係で見送られました。100枚デッキというと何でも入ると思われがちですが、いざ組むとなるとこうしてスロットが足りないという事が頻発します。こうした取捨選択がデッキの個性を育みます。

デメリットが大きいマナソースを選択していると思われる方が多いと思いますが、これはタッサを早く展開する事で得られるアドバンテージがより大きいと判断した結果です。この辺りは相当に好みが反映されていると思います。

1ターン目”祖先の幻視/Ancestral Vision”待機 ⇒ 2ターン目”モックス・ダイアモンド/Mox Diamond”から”海の神、タッサ/Tassa, God of Sea”、胸が躍りませんか?
(余談になりますが以前に筆者は”無情の碑出告/Heartless Hidetsugu”を平均2ターン目に出し、毎ターン能力を起動する”だけ”というコンセプトのデッキを組みましたが、完全に場を荒らす”だけ”のデッキに良心が痛み、早々に解体処分されました。)

ソーサリー&インスタント

ソーサリー
インスタント

パーマネントの展開でマナを使う分、呪文は極力軽いものを選択しています。これらはレガシーやモダンなどの環境を参考にカードをピックアップしました。一部重たいカード(“洗い流し/Wash Out”、”袖の下/Bribery”)はゲームエンド要素です。

現状では呪文によるアドバンテージを得る方法が少ないため、何らかのドロー呪文を搭載する必要があると思われます。”嘘か真か/Fact or Fiction”や”強迫的な研究/Compulsive Research”等が候補ですね。

他にもエンドカードとして”激動/Upheaval”や”永劫での歩み/Walk the Aeons”等が候補にあげられます。

候補が多目にある点から察せられるとおり、現在は呪文にはカードパワーより回転力を要求する構築になっています。

パワーカード=大量の必要マナとなるためマナソースとのバランスを考慮して手を加える必要があり、長い目で調整をする必要がありそうです。

最後に

一通り、ざっとした紹介になりましたが如何でしょうか。
気になる点や質問(例:このカード何に使うの?)などをコメント頂けたら、次回もしくはコメントでお返事差し上げたいと思いますので是非。

次回は友人の「歓楽の神、ゼナゴス」デッキか統率者戦用「擬態の原形質」の紹介を予定しています。

かたや青へのヘイトを搭載したビートダウン、かたやガチガチのコンボデッキ。要望があれば、そのどちらかを優先したいと思います。

稚拙ではありますが、ここまでお付き合いありがとうございました。
それではまた、はま屋でお会いしましょう。サヨナラ!

この記事を書いた人

山の民

中信在住プレイヤー。統率者やデュエルコマンダーに詳しい。

デュエルコマンダー大会

6月14日に今回紹介したデュエルコマンダーの大会があります。
詳細は以下をご覧ください。

参考デュエルコマンダー大会

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